アメリカの1ドル銀貨




エリス島100周年記念1ドル銀貨について
☆どんなコイン?
発行国:アメリカ合衆国
額面:1ドル(法定通貨)ただし実際は記念品としてプレミア価格で販売
材質:銀90%/銅10%(いわゆる「.900銀」)
重さ:26.73g、直径:38.1mm、エッジ:ギザ(リード)
向き(コイン配置 ↑↓):表を正立させて上下にひっくり返すと裏も正立する、米国コインに多い向きです
☆発行の背景(何の記念?)
この銀貨は 自由の女神像の100周年(1886→1986) を記念して企画され、売上の一部(サーチャージ)が Statue of Liberty–Ellis Island Foundation に支払われ、自由の女神とエリス島の施設の修復・整備などに充てられました。
☆デザイン解説(表・裏)
表面(自由の女神+エリス島)
自由の女神像の背後に エリス島のメインビルディング(移民審査の拠点)が描かれ、「アメリカへの玄関口」というテーマが前面に出ています。
☆表の主な文字:
LIBERTY / ELLIS ISLAND / GATEWAY TO AMERICA / IN GOD WE TRUST / 1986
裏面(松明+“新しい巨像”の一節)
松明(torch)を大きく配置し、周囲に象徴的な言葉を刻んだ、かなりメッセージ強めのデザイン。
裏の長い英文は、エマ・ラザラスの詩 「The New Colossus(新しい巨像)」 の有名な一節(自由の女神台座の銘文として知られる)です。
☆裏の主な文字:
UNITED STATES OF AMERICA / GIVE ME YOUR TIRED, YOUR POOR, YOUR HUDDLED MASSES YEARNING TO BREATHE FREE / E PLURIBUS UNUM / ONE DOLLAR
「P」と「S」って何?(種類と発行数)
このコインは大きく2種類が有名です。
1986-P(ミントマークP):未流通(Uncirculated)
最終発行数:723,635枚
1986-S(ミントマークS):プルーフ(Proof:鏡面仕上げのコレクター向け)
最終発行数:6,414,638枚
販売価格(当時の公式価格)も資料どおりで、先行価格→通常価格が設定されていました。
※最大発行枠(上限)は 1,000万枚 が設定されていました。
アンティークコイン投資とワイン投資
最近、ワインが投資目的として買われていると聞いてびっくりしました。
確かに数十年前~数百年前のヴィンテージワインは非常に高価であり、年を経るごとにその価値が増して値上がりしていきます。
またヴィンテージワインは、年を経る事に数が減っていきます(飲まれたりするから)
さてアンティークコインとワイン投資は共通点が多いですね。
同じ現物投資であり、古いヴィンテージ物は希少価値がある。
そして年を経る毎に数が減っていく。
しかし、ワイン投資はアンティークコイン投資に比べてリスクも高いと思います。
ワインは瓶に入っているので、その瓶が割れてしまえば無価値になります。
地震大国の日本ではワインの保存は怖いですよね・・。
あと温度管理や湿度管理などの状態保存も難しい
専用のワインセラーなどでワインを保存するだけで電気代もかかります。
しかしアンティークコインは、破損リスクはゼロではありませんが、ワインほど壊れやすくはありません。
また温度管理や湿度管理はワインほど神経質にならなくても済みます。
そういうお手軽性ではアンティークコインの方が優れていると思います。
(2400)

