安政一分銀とは?その歴史と特徴と詳細について

安政一分銀 今日収集した古銭やアンティークコイン

安政一分銀 Fc 8,65g 品位825

安政一分銀

安政一分銀 写真

安政一分銀 側面

(安政一分銀の詳細)

◎名称:安政一分銀

◎発行国:日本

◎発行年:江戸時代~明治(1859年~1868年)

◎サイズ:23mm×16mm(実測)

◎重さ:8.68g(実測)

◎品位:銀87.3%

◎発行枚数:11,398,600枚

【安政一分銀について】

時代劇などでお馴染みの江戸時代の四角形の銀貨です。

「必殺シリーズ」などでよく仕事人がこの一分銀で報酬を受け取っていたのを見かけました(笑)

安政一分銀(あんせいいちぶぎん)は、江戸時代末期に流通していた銀貨です。

安政一分銀(あんせいいちぶぎん)は江戸時代の後期~明治時代まで発行されておりましたので新一分銀(しんいちぶぎん)とも呼ばれます。

安政一分銀は安政の時代に、従来流通していた一分銀などが不足してしまったので、増鋳として発行されました。

安政一分銀の発行枚数は1100万枚と沢山発行されたので希少価値はそれほどでもありませんが、状態の良い安政一分銀は数少なく価値があります。

また銀の品位も87.3%と当時の江戸時代の銀貨としては良い方です。

江戸時代では安政一分銀4枚(4分)で小判1枚(1両)が交換出来ました。

ところで、現代の我々が気になるのは安政一分銀を現在のお金に換算した金額です。

今と昔とでは物価もかなり異なるので一概には言えませんが、ザっと換算すると安政1分銀1枚=25000円位の価値となります。

安政一分銀に限らず、その他の一分銀もその形のユニークさから人気があります。

コレクター品として、インテリアやアクセサリーとして買い求める方が多いです。

アクセサリーのネットショップではペンダントトップにも安政一分銀が使われており数千円~数万円位の価格で売られております。

安政一分銀は天保一分銀と非常によく似ております。

「銀座常是」の是の文字の8画目と最終9画が交差しているのが天保一分銀。

非交差しているのがが安政一分銀です。

また、コインの側面を見ると・・・天保一分銀はやすりがけのない滑らかな側面となっておりますが、安政一分銀は斜めにやすりがけがされております。

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