招福銭~三千院門跡の絵銭:穴銭、菊紋、菊花紋、梵字、仏教
三千院探訪記:阿弥陀三尊像、あなたは美しすぎる!
おっと、皆さんこんにちは!今日は何の話をするかって?
もちろん、「三千院」についてですよ。
まあ、「三千院」と聞いて、何か三千個の何かがあるんじゃないかと思いますよね?お寺とか、僧侶とか、それともお香の種類とか…?なんてね(笑)
でも、そういう意味じゃないんですよ。
この「三千院」、天台宗の寺院で、魚山という山号を持っています。
本尊は薬師如来で、京都の大原という、山あいの静かな場所に位置しているんです。
なんでも、8世紀の最澄の時代に比叡山で設立された円融房が起源で、その後、何度か移転を繰り返して、今の場所に落ち着いたとか。
なんて、移り気な寺院なんでしょう。
まあ、お坊さんも人間ですからね、新しい場所に引っ越したくなる気持ち、わかりますよね。
ワシもよく転居してたからな、自転車で家具運んで(笑)
で、その三千院、大原に移転してから「三千院」または「三千院門跡」という名前を使うようになったんですって。
それ以前は「円融院」だったり「円徳院」だったり、ちょっとしたアイデンティティ・クライシス状態だったみたいですね。
まあ、名前変えるのは自由ですからね。
一方で、境内にある往生極楽院は、平安時代末期の12世紀から大原にあったんですって。
んで、三千院がここに移転してきてからその境内に取り込まれたそうな。
あー、理解できました?
つまり、三千院と往生極楽院、これらは元々は別々の寺院だったんです。
だから一緒に住んでるけど、血はつながってない、いわば義兄弟みたいな関係なんですね。
まあ、どっちが兄でどっちが弟かは、誰にもわからないでしょうけど(笑)
さて、次回、京都に行く機会があったら、ぜひ、この「三千院」を訪れてみてみてはいかがでしょうか。
だって、境内には国宝の阿弥陀三尊像があるんですから。
あんな立派なもの、そうそう見られるものじゃないですよね。
まあ、でもな、私のブログ画像の絵もなかなかの逸品だと思うんだけど、なんであれが国宝にならないのかなー(笑)
宸殿、客殿などの建物もあるんですって。
これぞ日本の伝統美、ってやつですよ。
これを見るためには、ちょっと山道を歩かないといけないかもしれないけど、まあ、それも含めて楽しんじゃいましょう。
ちょっとくらいの運動はいいじゃないですか。
私もたまにはジョギングしますからね、まあ、途中で呑みに行っちゃうんですけどね(笑)
でもね、ほんとに、そういうのも含めて京都は魅力的なんですよ。
街中を歩いてても、突然、こんな素晴らしい寺院が出てきたりするんですから。
まあ、そのたびに寄り道してたら、一日じゃ足りないかもしれないけどね。
それも含めて、京都の楽しみ方ですよ。
というわけで、皆さん、三千院の話、面白かったでしょうか。
まあ、私が説明したからといって、全部理解できたわけじゃないでしょうけどね(笑)。
でも、それがいいんですよ、その未知の部分を自分で探しに行くのが、旅の醍醐味なんですから。
それじゃ、また次回お会いしましょう、さて、どこに行こうかな…。
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