伏見稲荷の絵銭・福銭
伏見稲荷について面白可笑しく解説
皆さん、こんにちは!あっ、ちょっと待って!
今すぐ京都行きの新幹線のチケットを買ってください!なんて?!
そうです、今日はなんと、「伏見稲荷大社」の話をしようと思っています。
さて、早速ですが皆さん、「伏見稲荷大社」ってご存知ですか?
伏見稲荷大社と言えば、全国に約3万社ある稲荷神社の総本社。
毎年初詣で京都市にあるこの場所は、参拝者で賑わいます。
というか、近畿地方の社寺で最多の参拝者を集めるんですよ。
それくらいのパワースポットなんです。
あの、お伊勢さん、鳥取の大山に続き、日本国内で初詣の参拝者数が4位なんですから。
でも、さすがにお話しするとなると、ただのパワースポットじゃ面白くないですよね。
そこで今日は、伏見稲荷大社のちょっと変わった面をご紹介します。
その昔、この地は稲荷山の3つの峰を神そのものとして崇拝したことから始まったんです。
初めて稲荷大社に来たとき、これほどの景観に圧倒されるとは思わなかったですよ。なんせ、全部が神様の領域なんですからね。
そしてここで注目したいのが、この神社が祀っているのは農耕の神様で、後には殖産興業の神様ともなったんです。
これって結構大事なポイントなんですよ。
なぜなら、それが現在の伏見稲荷大社が商売繁盛の神様として信仰される起源となったからです。
では、そんな稲荷大社の魅力をまとめてみましょうか。
伏見稲荷大社はね、商売繁盛の神様として有名ですが、そのルーツは稲荷山の自然信仰から始まったんです。
つまり、この大社の神様は、人々が自然と共に生き、豊かな収穫を得ることを願う心から生まれたんです。
あの、商売繁盛って、それ自体が豊かな収穫を得るっていう意味だったんです
あ、やっぱり皆さんも興味津々ですね!
そうと知ってたらさらに話が進むのが楽しみになりますよね。
さて、この稲荷大社ですが、明治政府の神仏分離令により、いくつかの仏堂が廃寺となった一方で、信者たちによる鳥居の奉納や私的な「お塚」の建立が積極的に行われ、今日のような独特の景観を作り上げたんですよ。
もう、それだけで感動的な話ですけど、まだまだ終わりじゃありませんよ
この稲荷大社には、さらに驚きのエピソードがあるんです。
「えっ、マジで?」って思いますよね。私も初めて聞いたときは驚きました。
なんと、伏見稲荷大社は平安時代には東寺(=教王護国寺)の造営にあたって鎮守神となり、真言密教と結び付いて信仰を拡大したんです。
その結果、神位がどんどん上がっていき、「延喜式」名神大社に列し、天慶5年(942年)には正一位の極位を得るまでになったんですよ。
つまり、稲荷大社は元々は自然を崇拝する信仰から始まったものが、時代と共に広がりを見せ、商売繁盛の神様として、そして東寺の鎮守神としての地位を確立したんです。
そんな歴史を背負っているからこそ、伏見稲荷大社は多くの人々から深く信仰され、今でもそのパワーは衰えることがないんですね。
さて、皆さん。
この話を聞いて、もしまた京都に行く機会があったら、ぜひ一度、伏見稲荷大社を訪れてみてください。
自然を崇拝する心、豊かな収穫を願う心、そして商売繁盛を祈る心。
そういった多くの人々の思いが詰まった場所を体感してみてください。そこには、きっと何か新しい発見や感動があるはずですよ。
というわけで、今日はここまで。次回もまた、面白い話題でお待ちしております。
それでは、またお会いしましょう。
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