【NGC AU53 N社唯一のTOP最高鑑定】1612 ドイツ 1/24T銀貨 極美品 パーダーボルン

ドイツ アンティークコイン アンティークコイン

【NGC AU53 N社唯一のTOP最高鑑定】1612 ドイツ 1/24T銀貨 極美品 パーダーボルン

神聖ローマ帝国 古銭

ドイツ アンティークコイン

ドイツ 古銭

ドイツ 銀貨

ドイツ(神聖ローマ帝国)1グロッシェン銀貨☆1612年/準未使用・極美品/アンティークコイン/NGC AU53

◎名称:1グロッシェン(1/24ターラー)銀貨

◎発行国:ドイツ

◎発行年:1612年

◎サイズ:直径19mm

◎重さ:1.35g

◎品位:銀50%位

◎発行枚数:不明

(参考資料)

1グロッシェン硬貨は、1612年から1614年の間にパーダーボルン司教区で発行されたシルバー硬貨です。

この硬貨は、当時のパーダーボルンのプリンスビショップ(宗教的指導者であり統治者でもある)であったフュルステンベルクのテオドール(ディートリッヒ・フォン・フュルステンベルク)によって発行されました。

グロッシェンは当時、1/24ターラーに相当する通貨単位で、日常的な取引に使用されていました。

表面デザインには、バロック様式のフレームで囲まれたパーダーボルンとフュルステンベルクの四つ折りの紋章が描かれています。

このデザインは、当時のドイツの司教領主の権威と家系を象徴しています。

ラテン語の刻印には、「THEO. A. FURS.」と略されており、これは「Theodor von Fürstenberg」(フュルステンベルクのテオドール)を意味しています。

逆面デザインは、中央にインペリアルオーブ(帝国の象徴)が描かれ、その左右に発行年が分割されています。

オーブは、神聖ローマ帝国の権威と統治権を示しており、上部に「MAT.I. RO. IM. S. A(U).」というラテン語の刻印があり、これは当時の神聖ローマ帝国皇帝であるマティアスを指しています。

マティアスは1612年から1619年まで皇帝を務めました。

歴史的背景
1グロッシェン硬貨は、神聖ローマ帝国の領域で使用されていた通貨であり、パーダーボルン司教区はその一部でした。

この地域では、宗教的な影響力と世俗的な統治が交錯しており、硬貨の発行は司教による権力の象徴でした。

特に、この時期は三十年戦争の前夜にあたり、ヨーロッパ全土で政治的、宗教的な緊張が高まっていた時代でした。

コインの評価

1グロッシェン硬貨は、今日では非常に希少であり、コレクターの間で高い評価を受けています。

硬貨の保存状態や歴史的背景に基づいて価値が決まります。

1グロッシェン硬貨は、当時の日常取引に使用されたもので、銀の含有量が50%であったため、その金属価値も考慮されています。

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