【PCGS MS66RD P社準最高鑑定】1971 イギリス 1P銅貨 完全未使用
イギリス 1ペニー硬貨(ニューペニー)☆1971年/未使用/アンティークコイン/PCGS PR66RD
◎名称:1ペニー硬貨(ニューペニー)
◎発行国:イギリス
◎発行年:1971年
◎サイズ:直径3.56mm、厚さ1.52mm
◎重さ:3.56g
◎品位:青銅
◎発行枚数:1,521,666,250枚
(参考資料)
1ニューペニー硬貨は、1971年から1981年にかけてイギリスで発行された十進法導入後の硬貨です。
この硬貨は、エリザベス2世の2番目の肖像が描かれており、十進法への移行を象徴する通貨として導入されました。
この期間に発行されたニューペニーは、ブロンズで作られ、イギリス国内および海外のイギリス領土で使用されました。
表面デザインは、エリザベス2世の2番目の肖像が描かれています。
この肖像は、アーノルド・マチンによってデザインされ、女王がグレートブリテンとアイルランドのティアラを着用している姿が特徴です。
周囲には「ELIZABETH II D·G·REG·F·D·1971」とラテン語で刻まれており、「神の恵みによるエリザベス2世、信仰の女王、擁護者」を意味します。このデザインは、エリザベス2世の権威と威厳を象徴しています。
逆面デザインは、鎖付きの王冠が描かれており、これはウェストミンスター宮殿のバッジである「ヘンリー7世のバッジ」を基にしています。
王冠の下には「NEW PENNY」と「1」の文字があり、これが硬貨の額面を示しています。
このデザインはクリストファー・アイアンサイドによってデザインされました。
歴史的背景
1971年にイギリスは十進法を導入し、従来の通貨制度から新しい十進制度に移行しました。
このニューペニーはその象徴であり、当時の通貨改革の一環として重要な役割を果たしました。
この硬貨の発行は、イギリス国内だけでなく、イギリス領の一部でも使用され、十進制度に対応する新しい通貨のひとつとして広く流通しました。
特に1971年2月15日の「十進法制定日」に合わせて発行され、エリザベス2世女王自らが新しい硬貨の鋳造を行ったことでも知られています。
これは、イギリスの歴史においても特別な瞬間であり、通貨制度の大改革を象徴する出来事でした。
コインの評価
ニューペニーは大量に発行されており、特に1971年には1,521,666,250枚が鋳造されました。
そのため、一般的には流通しているニューペニーの市場価値は高くありません。
しかし未使用状態のコインとなると話は別で希少価値はグンと上がります。
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