梅松天神の絵銭
◎名称：絵銭 梅松天神
◎発行国：日本
◎発行年：江戸時代～明治～
◎サイズ：直径25.1mm、厚さ1.5mm
◎重さ：5.85g
◎品位：銅
【参考資料】
菅原道真と梅の木と松の木は昔からゆかりがあります。
北野天満宮にある梅の花は、御祭神である菅原道真公が非常に愛した花として、深いご縁のある愛木として親しまれています。
北野天満宮の境内には、菅原道真公ゆかりの梅が約50種、約1,500本植えられております。
毎年、春先になると梅の花が沢山咲き境内全体が梅の芳しい香りに包まれます。
また、松の木は菅原道真が太宰府左遷の途中で植えた「霊松」が有名です。
この霊松は、901年（延喜元年）に無実の罪をきせられた菅原道真が大宰府に左遷された時に手で植えたと伝えられています。
菅原道真は左遷の道中で伊保港に船を寄せて、曽根天満宮の西に位置する日笠山に登り小さな松を植えました。
その時に「我に罪なくば栄えよ（私が無実であれば、この松も大きく成長せよ）」と祈りを捧げたと伝われております。
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