1923年のピースダラー1ドル銀貨
◎発行国:アメリカ
◎発行年:1923年
◎サイズ:直径38mm
◎重さ:26.73g
◎品位:銀90%、銅10%
◎発行枚数:19,020,000枚
◎状態:美品
(ピースダラー1ドル銀貨について)
アメリカ最後の1ドル銀貨とも言われております。
1921年~1928年と1934年~1935年に製造されました。
コイン表面は自由の女神(リバティ)の横顔が描かれております。
裏面はオリーブの枝をつかみ休息するハクトウワシが終戦による平和の象徴として描かれております(平和、泰平の意味を持つ)
「平和=PEASE」ですよね(*^-^*)
余談ですが、、1921年は1904年以来、あのモルガンダラーが17年ぶりに大量に再発行されました。
その同じ年の1921年12月にピースダラーが初めて発行。
第1次世界大戦終結を記念としてです。
ピースダラーのデザインは有名な彫刻家達であるアンソニー・デ・フランシスキ。
裏面のハクトウワシは羽をマッタリと収めている状態ですよね。
これは終戦で平和を表現している状態です。
前作であるモルガンダラー1ドル銀貨の裏面は、ハクトウワシが羽を大きく広げて好戦的で威嚇しているように見えます。
モルガンダラーが戦いの銀貨、ピースダラーは平和と休息の銀貨といえるのではないでしょうか。
アメリカの硬貨は通常ですと「in God we traust」と表記されています。
しかしピースダラーは「traust」の「u」が「V」に代わっているのが特徴的です。
「in God we Trvst」
平和の象徴としてのピースダラー。
(1900)