女陰銭メダル・男女和合銭メダル
◎名称:絵銭 女陰銭(メダル)
◎発行国:日本
◎発行年:不明
◎サイズ:直径30㎜、厚さ2.7㎜
◎重さ:9.16グラム
◎品位:黄銅、ニッケル?(詳細不明)
【参考資料】
近年に作られた女陰銭&男女和合銭を真似て作られたレプリカメダルです。
金色にメッキされておりますが中身はニッケルか黄銅かと思われます。
表は女陰銭の形
裏は男女和合銭の形
子宝や夫婦円満などを祈願したお守りとした作られました。
(女陰銭とは?)
女性のアソコの形をリアルに形どった絵銭です。
日本の色々な寺社で昔から発行されております。
主に女性の安産や子宝などを願って作られた絵銭です。
(男女和合銭とは?)
男女が交わっている絵柄が4つあるエロティックでユニークな絵銭です。
裏面は風花雪月の文字。
元々、和合銭(風花雪月)は中国大陸、朝鮮半島より伝わってきた絵銭です。
昔、中国では子宝に恵まれるように屋根の上に、この絵銭を置いたと伝えられております。
屋根の上に置いておくことで子宝の神様が降りてくると信じられていたからです。
夫婦円満、子宝、子孫繁栄のお守りとしての役割を果たしておりました。
確かに少し昔の中国は子供を沢山産み人口が多いです。
この銭の効用かも?!
ちなみにこの男女和合銭(風花雪月)はその後、中国、朝鮮から日本に伝わり絵銭偽造作者として名を馳せた「東条屋徳右衛門」なども同じデザインの絵銭を作成したと言われております。
東条屋徳右衛門は江戸時代の元禄年間の人で大阪小谷の住人でした。
当時、本物の絵銭を正型抜き(本物を種銭として砂型を作りそれで作る)で偽造作をしていたと伝えられております。
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