準最高評価！希少！ AH 643-647年イスラムルームセルジューク朝ディルハム銀貨 NGC MS61 カイカーウス2世 Dirham

ヒジュラ暦643～647年(AD1245-1249)頃のディルハム銀貨です。

ルームセルジューク朝のルームとは『ローマ』の意味で、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)領であったアナトリアの地を指す言葉です。
当時金と銀のコインは高価値のお金と見なされ、広範囲で使用および取引されました。
例えば高官が土地税またはiqta ‘（土地の付与からの収入）を支払うために使用されました。
ルームセルジューク朝では、少額のディルハムといくつかの金貨が鋳造されました。
それらは当時の王様の名前などが書かれており、権力と支配の具現化、そしてセルジューク朝の偉大な時代の理想的な支配者の象徴のために鋳造されました。

イスラム銀貨は日本であまり流通しておらずNGCでの鑑定枚数も72枚のみと少なく希少です。
また、評価もMS61と高く準最高評価になっており、とてもきれいな状態です。
細部もはっきり見え、まるで現代のコインであるかのように輝いています。

【仕様】
発行年：AH643-647年(AD1245-1249)
発行国：ルームセルジューク朝
鋳造地：Sivas
額面：ディルハム銀貨
グレード：MS61
材質：銀
直径：22mm
表面：点線の正方形の中に装飾用アラビア文字の「The Kalima」、造幣局と日付、上の2つの星の間にバラ柄
裏面：「カイカーウス」と点線の正方形の中に装飾的なアラビア文字で書かれており、上の2つの星の間にバラ柄があります

（９３０１）