ニッケル製のマン島キャットコイン
◎名称:マン島キャットコイン(マンクスキャット)1クラウン
◎発行国:マン島(ポブジョイミント社)/イギリス王室属領
◎発行年:1970年
◎サイズ:直径38.3mm、厚さ2.8㎜
◎重さ:28.47g
◎品位:ニッケル
◎発行数:150,000枚
(マン島キャットコインについて)
マン島のキャットコインシリーズは1988年から2012年までの25年間、マン島から毎年発行されておりました。
このシリーズのコインは金貨、銀貨、ニッケル貨など色々な種類があります。
人気がありペンダントトップなどでもよく使われ高価で販売されております。
2012年を境にキャットコインのシリーズが終了してしまい、10年以上の月日が流れております。
廃版になった現在でもキャットコインは人気があり、市場ではだんだんと数を減らし見かける機会もかなり少なくなってきてるコインです。
(マン島について)
マン島はイギリスとアイルランドの間にある小さな小島です。
独自の議会、憲法、政府を有する島国です。
イギリスの王様がマン島の領主ですが、厳密にはイギリス国では無いのでイギリス政府の権限は及びません。。
マン島の主な産業は金融、観光、農業、そして記念切手と記念コインの発行です。
あとオートレースの開催地としても世界有数です。
(当コインのデザインであるマンクスキャットについて)
このコインに描かれている可愛らしいネコは「マンクスキャット」と呼ばれております。
マン島発祥のネコであります。
マンクスキャットは突然変異で生まれた品種と言われており、コインの絵柄通り尻尾がほとんど付いておりません。
また、マンクスキャットは旧約聖書にも登場します。
マンクスキャットがノアの箱舟に乗る時に、慌てて走って乗った為に尻尾を扉に挟まれて尻尾が取れてしまった猫の子孫と伝えられております。
ちなみにマン島のキャットコインのシリーズは1988年からスタートしました。
その第一弾のデザインが「マンクスキャット」です。
アンティークコイン投資と不動産投資の共通点と違い
日本ではアンティークコインはそれほどメジャーではありません。
一方で日本では不動産投資は絶大な人気と投資家が沢山おります
アンティークコインも不動産も同じ実物資産です。
ではアンティークコイン投資と不動産投資の共通点と違いについて整理してみましょう♪
(アンティークコイン投資と不動産投資の共通点)
☆同じ現物投資であり、株や外貨、債券などの投資と違い資産がゼロとなることは無い
☆希少価値のあるアンティークコインも不動産も高値が付く
☆両方ともインフレに強い
☆両方ともまとまった投資資金が必要
(アンティークコイン投資と不動産投資の違い)
☆アンティークコインは簡単に移動、持ち運びが出来る資産だが、不動産は持ち運び不可能、移動も出来ない
☆アンティークコインはメンテナンス不要だが、不動産は土地も建物もメンテナンスが必要
☆アンティークコインは所有していても税金がかからない。しかし不動産は所有しているだけで毎年、固定資産税がかかる。
☆アンティークコイン投資は利息収入などのインカムゲインが無い。しかし不動産投資の場合は家賃収入などの賃料収入が期待できる
☆アンティークコインは、コインを担保にお金を借りる事は出来ない。一方で不動産に関しては、手持ち不動産を担保に融資などが受けられる。
・・・・以上、アンティークコインも不動産投資も一長一短があるが、お手軽性という点ではアンティークコインの方が優れています。
(2000)