【PCGS PL63】1967 カナダ 50C銀貨 未使用 プルーフライク
カナダ 50セント銀貨☆1967年/未使用/プルーフ/オオカミ/アンティークコイン/PCGS PL63
◎名称:50セント銀貨
◎発行国:カナダ
◎発行年:1967年
◎サイズ:直径29.5mm、厚さ1.8mm
◎重さ:11.6g
◎品位:銀80%、銅
◎発行枚数:963,714枚
(参考資料)
〇カナダ50セント銀貨について
この50セント銀貨は、カナダ建国100周年を記念して発行された流通記念硬貨です。
硬貨はエリザベス2世がカナダの君主であった1952年から2022年の間に発行されており、カナダの歴史と女王の統治を象徴しています。
表面デザインは硬貨の表面には、当時37歳のエリザベス2世女王の胸像が描かれています。
女王はティアラを着用しており、右側を向いています。
このデザインは、アーノルド・マチンによるもので、女王の威厳と優雅さを表現しています。
ラテン語で「ELIZABETH II D·G·レジーナ」というレタリングが刻まれており、これは「エリザベス2世、神の恵みによる女王」という意味です。
裏面デザインは、オオカミが遠吠えしている姿が描かれています。
このデザインは、アレックス・コルヴィルによって手掛けられ、カナダの自然と野生動物を象徴しています。
オオカミは、カナダの広大な自然環境を象徴する動物であり、硬貨に描かれることで国の野生美を強調しています。
また、硬貨には「1867-1967」という年号が刻まれており、これはカナダ建国100周年を記念したもので、上部には額面の「50セント」と「カナダ」の文字も刻まれています。
80%が銀、20%が銅で作られており、銀の高価な価値に加えて、その重さやサイズ感から、しっかりとした存在感を持っています。
銀と銅の合金は耐久性が高く、美しい光沢を保つため、収集家にとっても人気があります。
【歴史的背景と記念の意義】
1967年はカナダにとって特別な年であり、建国100周年を祝うために、このような記念硬貨が発行されました。
カナダの歴史において、エリザベス2世は国の象徴として広く認知されており、この硬貨はその時代を記念する重要なアイテムとなっています。
また、オオカミというデザインは、カナダが誇る自然の美しさや国土の広さを表現し、記念すべき年にふさわしいデザインとなっています。
【硬貨の価値と収集の魅力】
この硬貨は、1967年に約4,211,392枚が発行されました。
未使用状態の硬貨は希少価値があります。
また、同年には約963,714枚のプルーフコインも発行されており、これらはさらに高い収集価値を持っています。
プルーフコインの未使用品は更に価値が高いのは言うまでもありません。
(3405)