【PCGS MS68 P社唯一のTOP最高鑑定】1981 イタリア 10L 完全未使用
イタリア 10リラ硬貨☆1981年/未使用/農具と小麦の穂/アンティークコイン/PCGS MS68
◎名称:10リラ硬貨
◎発行国:イタリア
◎発行年:1981年
◎サイズ:直径23.25mm、厚さ1.5mm
◎重さ:1.6g
◎品位:アルミニウム(アルミニウム96.2%、マグネシウム3.5%、マンガン0.3%)
◎発行枚数:91800000枚
(参考資料)
☆イタリアの10リラ硬貨について
イタリアの10リラ硬貨は、共和国時代(1946年以降)に発行されたスタンダード流通コインで、1951年から2001年まで使用されていました。
この硬貨の特徴や背景について以下にまとめます。
10リラ硬貨の表面と裏面には、イタリア共和国を象徴するデザインが刻まれています。
表面デザインはは、イタリア共和国を意味する「REPVBBLICA ITALIANA」の文字が刻まれています。
また、プラウ(農具)が描かれており、これは農業や労働を象徴するもので、下部には発行年が記されています。
このデザインは彫刻家ピエトロ・ジャンパオリの作品で、デザインはジュゼッペ・ロマニョーリが担当しました。
裏面デザインは、2本の小麦の穂が描かれており、その間に額面「10」が記されています。
このデザインもロマニョーリによるものです。
小麦は豊穣と農業を象徴するモチーフです。
☆製造年と造幣数☆
1951年から2001年まで、様々な年にわたりローマ造幣局で発行されました。
製造年ごとに造幣数は異なり、特に1970年代から1980年代にかけて大量発行されました。
造幣数が少ない年やプルーフセットのみで発行された硬貨は、収集価値が高くなっています。
☆終焉と価値☆
10リラ硬貨は2002年2月28日をもって公式通貨としての役目を終え、ユーロに切り替えられました。
収集家の間では、製造年や状態によって価値が異なります。
例えば、状態が非常に良いものや未使用品は希少価値がつくことがあります。
イタリアの10リラ硬貨は、イタリアの共和国時代を象徴する重要な硬貨であり、農業や労働をモチーフとしたデザインが特徴です。
アルミニウム合金で作られているため軽量で、日常的に広く流通していました。
収集家にとっては、製造年や保存状態により、今でも人気のあるコレクターズコイン。
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