絵銭 長田神社 上棟銭 穴銭 記念銭 福銭 御守銭 お守り 総重量約5.8g 直径約23㎜
上棟銭 長田神社☆昭和2年/神戸市/寺社銭/絵銭/パワースポット銭/お守り
◎名称:長田神社の上棟銭
◎発行国:日本
◎発行年:昭和2年3月
◎サイズ:直径24.4mm、厚さ1.8mm
◎重さ:6.06グラム
◎品位:真鍮
◎発行枚数:不明(数少ないと思われる)
(参考資料)
長田神社(ながたじんじゃ)は、兵庫県神戸市にある由緒ある神社です。
もともとは国の重要な神社で、神社の格付けとしては「官幣中社」という高い地位にありました。
また、廣田神社や生田神社と同様に、古くから神功皇后(じんぐうこうごう)の時代に遡る歴史を持つ名高い神社とされています。
さらに、神戸を代表する3つの神社のひとつでもあります。
祭神(さいじん)
長田神社の主な祭神は「事代主神(ことしろぬしのかみ)」です。
この神は特に言葉や知識、予言に関わる神とされていて、長田神社では最も重要な神として祀られています。
加えて、本殿の内側には天照大御神(あまてらすおおみかみ)や応神天皇も祀られています。
歴史
長田神社の歴史は『日本書紀』に記されています。
それによれば、神功皇后が三韓(朝鮮半島)を征服した後、日本に帰る途中で船が進まなくなりました。
占いをすると、事代主神が「私を長田国に祀るように」とのお告げをしたため、この神社が創設されたとされています。
この由来から、長田神社は2001年に創祀1800年を祝いました。
過去には「長田大明神」や「摂津本宮長田大明神」とも呼ばれていました。
また、長田神社は延喜式という古代の法典にも「名神大社」として記録されています。
この神社を守るために「神戸(かんべ)」という地域の人々が奉仕していたのですが、現在の「神戸(こうべ)」という地名は、この「神戸職」という役割に由来しています。
簡単に言うと、長田神社は2000年の歴史を持ち、神戸の名前の由来とも関わりが深い、神戸市の象徴的な神社の一つです。
【上棟銭について】
上棟銭は、民間の住宅や神社、仏閣の上棟式を祝うためにまく記念銭のことです。
種類によっては官公庁や公的な建物などの上棟式でも発行され撒かれました。
上棟銭の起源は江戸時代の寛文(1661年〜1673年)にさかのぼり、諏訪神社の上棟銭がその発祥とされています。
小さな寺社から大きな寺社、国技館、造幣局など、様々なタイプの上棟銭が存在し、多くは上棟した場所の名前が表面に彫られています。
上棟銭は通常の貨幣とは異なり、玩具のような銭なので絵銭の一種という説もあります。
色々な寺社、建物の上棟銭が多種類ありコレクションとして集めると面白いです。
実際に上棟銭だけを集めている熱烈なコレクターも多いです。
上棟銭は当時、上棟式の為にだけ発行された銭なので数は限られており希少価値が高いです。
中にはかなりの高額で取引されている上棟銭絵も多種類あります。
(370)