アメリカ 1986年 リバティコイン 自由の女神 1ドル銀貨 プルーフ 箱・ケース・説明書付
有事の円とアンティークコイン
円は数十年間に渡り円高を維持しておりました。
円が高かったのは日本という国が世界第二の経済国だった事と(今は第三位)、国としての信用度が高かったからです。
そんなことから円は「有事の円」と呼ばれておりました。
しかし、「有事の円と呼ばれていた」は過去形で現在は必ずしも有事の円とは言い難いです。
2020年位から円の価値がズルズルと下がってきました。
つまり円安が激しくなってきたのです。
日本は物価が安い、賃金も安い、資源も乏しい、そしてかつての技術力や工業力は年々と乏しくなってきております。
また高齢化社会で日本経済を支える若者が減って年寄りばかりが増えてきております。
人口も減り始めてきて日本経済は成熟期を超えて衰弱していっているような気がするのは私だけでしょうか?
そんな現状もあって、今の日本の通貨である「円」を持ち続けるのはリスクにも思えます。
そんな訳で、日本円だけ貯金するのではなく他の資産を分散して持つのが良いですね。
特に現物資産である金(ゴールド)やシルバー(銀)を集めていくのは有効だと思います。
「有事の円」ではなくなりつつある今の日本では「有事の金」が妥当でしょう。
しかし、どうせ金や銀を持つならばアンティークコインで持つ方が更に資産価値に厚みが増します。
数十年前~100年以上前のアンティークな金貨や銀貨は滅多な事では価値は下がりません。
それどころか年々価値が少しづつ上がってきております。
今後は「有事の円」をアテにせずに「有事のアンティークコイン」を視野に入れた投資戦略が非常に有効でしょう。
(2000)