背玉の伏見稲荷福銭
・絵銭 福銭 伏見稲荷 背 玉です。
・直径約25,12mm 重量4,38gです。
伏見稲荷大社は、京都市伏見区深草にある神社で、式内社(名神大社)および二十二社(上七社)の一社です。
かつては官幣大社でしたが、現在は単立神社として扱われています。
この神社の旧称は「稲荷神社」であり、本殿は稲荷山の麓に位置し、稲荷山全体を神域としています。
稲荷神社は全国に約3万社あるとされ、伏見稲荷大社はその総本社となっています。
また、初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者を集め、2010年時点で日本国内で第4位にランクされています。
現在、伏見稲荷大社には大西家という旧社家が存在しています。
京都市伏見区に位置する稲荷山の西麓に鎮座する神社が伏見稲荷大社である。
伏見稲荷大社は、京都盆地東山三十六峰の最南端にある霊峰稲荷山にあり、稲荷山の3つの峰を神そのものとして崇拝していることが特徴である。
最初は農耕の神として祀られていたが、殖産興業の性格が加わると、衆庶の篤い信仰を受けるようになった。
清少納言が『枕草子』に自らの稲荷詣を記し、古典にもしばしば登場する。
平安時代に東寺の鎮守神となり、真言密教と結び付いて信仰を拡大した。
そして、神位を高め、『延喜式』名神大社に列し、正一位の極位を得た。
社殿は延喜8年に藤原時平が修営し、後に源頼朝や足利義教らが関わったが、応仁の乱で焼失してしまった。
しかし、社僧による勧進の下で再建され、明応8年に遷宮を迎えた。
近世までは勧進僧たちが稲荷信仰の普及や稲荷講の結成に大きく関与したという。
また、2月の初午の日は古来より多くの参拝者で賑わい、信仰を集めている。
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