一般人が作った絵銭~結構珍しい変わり種である
あまり見たことが無い珍しい変わり種の絵銭である。
一般人が作った絵銭とのこと。
「不可解屋」とはユニークなネーミング。
裏面の「福田種就如意玉」という漢字文字も何を意味しているかは不明である。
ただ、調べてみると福田良太郎と言う人が記した「不可解屋」という本が存在する。
この本は昭和6年に発行されているという。
どんな内容の本なのかは不明である。
よって、この不可解屋絵銭も昭和の初期に作られた絵銭と推測できる。
・直径約30,66mm 重量4,82g
見た目は結構立派な書体であり立派な作りの絵銭だと思う。
あまり見かけない珍品であることには変わりない。
一般人が作ったのだから、数も少ないのではないか?!
お宝?として保管しておきたい一品。
不可解の意味
「不可解」とは、理解できない、説明がつかない、不思議であるという意味を持ちます。
何かが理解できずに混乱したり、不思議な現象に遭遇したりしたときに使われることがあります。
また、物事が複雑で理解するのに困難を伴うことを指しても用いられることがあります。
福田良太郎とは?
昭和期の出版事業家 元・北隆館書店社長。
生年明治17(1884)年4月2日
没年昭和31(1956)年3月1日
出生地富山県
学歴〔年〕商工中〔明治35年〕卒
経歴昭和16年北隆館社長に。23年には北隆館書店設立、社長を兼任する。26年北隆館書店相談役に。著書に「北隆館五十年を語る」。
20世紀日本人名事典より
この不可解屋絵銭は、この福田良太郎氏が作ったのかどうかは不明である。。念のため・・。
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