近作モダン絵銭~和同開珎
和同開珎型のモダン絵銭です
作りが新しいので近年に作られた物と思われます。
直径約24,48mm 重量5,34g
平城宮祭の記念銭とのことですが真偽のほどは分かりません。
平城宮とは?
平城宮は、日本の古代都市平城京の中心部であり、天皇の住まいである内廷や官衙、朝堂院などがあった。
周囲には城壁があり、豪族の姓氏に因んだ12の門が設置されていた。
内部は何度か大規模な改築が行われており、発掘作業が実施されるまで誤った推定が行われる遠因となった。
平城宮は70年余りの間に何度か都が遷都されたが、平安京が都として確定すると放置され、やがて農地となった。
平城宮跡は、1922年に国の史跡に指定され、今日では国の特別史跡や世界遺産に指定されている。
和同開珎について
和同開珎は、708年6月3日から日本で最初に鋳造されたとされる銭貨であり、日本で最初に流通した貨幣の一つである。
この銭貨は、皇朝十二銭の最初の一つである。
和同開珎は直径が24mm前後の円形で、中央には一辺が約7mmの正方形の穴が開いています。
表面には「和同開珎」という文字が時計回りに書かれており、裏面には模様はありません。
唐の開元通宝を模した形式であり、書体も同じです。
この通貨は律令政府が定めた1文として流通し、当初は1文で米2kgが購入できるほどの価値があり、新成人1日分の労働力に相当したとされています。
絵銭の世界でも和同開珎を模した絵銭が数多くあります。
中には貴重な一品も!
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