寛永通宝型の上棟銭(春日大社)
上棟銭の中には、江戸時代の寛永通宝を少し改造した物をよくみかけます。
表が寛永通宝の文字、裏面に刻印がなされているのが特徴的。
春日大社も昔の上棟銭の中には寛永通宝を使った物が少なくありません。
歴史を感じますね♪
春日大社について
平城京の鎮護のために、茨城県鹿島の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂に祀ることが行われました。
その後、神護景雲2年(768年)には、称徳天皇の勅命により現在地に社殿が建てられ、香取市から経津主命(ふつぬしのみこと)、枚岡市から天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)を合わせて祀るようになりました。
中世以降は、武家や一般庶民にも広く信仰され、全国に3,000以上の分社が造られました。
境内には、さまざまな形の釣燈籠や石燈籠があり、「万燈籠」で有名です。
毎年2月の節分の日や8月14・15日には、すべての燈籠に火を灯す「万燈籠」の神事が行われ、その美しさに多くの参拝客が訪れます。
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