絵銭 不動明王 法器&西宮神社の上棟銭

西宮 福銭 上棟銭

不動明王 法器&西宮神社の上棟銭

不動明王 絵銭

西宮 福銭

(不動明王絵銭について)

◎名称:絵銭 不動明王

◎発行国:日本

◎発行年:不明

◎サイズ:直径22.3㎜、厚さ1.2㎜

◎重さ:3.80g

◎品位:銅、他

◎状態:並上(写真参照)

(当不動明王絵銭について)

不動明王絵銭は古来より色々な種類が作られてきましたが、当不動明王絵銭はあまり見かける事が無い珍しいタイプです。

大抵の不動明王絵銭は表面が「不動明王」の文字、裏面が不動明王像の絵柄ですが、当不動明王絵銭は裏面が法器の絵柄となっております。

(西宮神社について)

西宮神社は、兵庫県西宮市社家町に位置する神社で、かつては県社の地位を持ち、現在は神社本庁の別表神社として認められています。

この神社は全国に約3,500社あるえびす神社の総本社であり、「えびす宮総本社」とも呼ばれます。

地元では通称「西宮のえべっさん」として親しまれています。

社名の由来についてはいくつかの説があります。

一つは、えびす神が最初に祀られたと伝えられる鳴尾や古代の先進地域である津門から見て「西の方の宮」という説です。

また、京都から見て貴族の崇敬の対象である廣田神社を含む神社群を指して「西宮」と称していたが、戎信仰の隆盛と共に戎社を「西宮」と限定して呼ぶようになったとする説もあります。

さらに、「西宮」とは延喜式内社の大国主西神社を指すという説もあります。

西宮神社の祭神には、えびす大神(西宮大神・蛭児命)が第一殿の主祭神として祀られています。

その他にも、天照大御神、大国主大神、須佐之男大神などが祀られています。

蛭児命は伊弉諾岐命と伊弉諾美命の間に生まれた最初の子であり、不具であったため葦の舟に入れられて流されました。

この後の蛭児命の行方については、記紀神話には記されていませんが、西宮神社の社伝によれば、蛭児命は神戸沖に漂着し、「夷三郎殿」として海を司る神として祀られたとされています。

創建時期は明確ではありませんが、社伝によれば、和田岬の沖に出現した蛭児命の御神像が鳴尾の漁師によって引き上げられ、その後西の方に遷されて祀られたことが当社の起源であると伝えられています。

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