絵銭 寿老人 背 寿老(七福神)
◎名称:寿老人の絵銭
◎発行国:日本
◎発行年:江戸時代~
◎サイズ:直径24.4㎜、厚さ1.9㎜
◎重さ:4.96g
◎品位:銅、他
【参考資料】
・表面が寿老人の絵柄
・裏面(背)が「寿老」の文字
・福神系の絵銭です。
・福神系の絵銭は大黒、恵比寿の絵銭は比較的多く出回っておりますが、寿老人の絵銭は少なく希少です。
(寿老人とは?)
寿老人(じゅろうじん)は道教の神仙であり、中国の伝説上の人物です。
彼は南極老人星(カノープス)の化身とされています。
また、七福神の一柱でもあります。
寿老人の真言(サンスクリット)は「オン バザラユセイ ソワカ」で、これは普賢菩薩の延命呪と同じです。
寿老人は酒を好み、頭が長い長寿の神とされています。
日本では七福神として広く知られていますが、福禄寿と同一神と見なされることもあり、そのため七福神から外されることもあります。
その場合、猩猩が代わりに加わります。
寿老人は不死の霊薬が入った瓢箪を持ち、長寿と自然との調和のシンボルである牡鹿を従えています。
また、手には不老長寿の象徴である桃を持っています。
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