一朱銀 2枚 左1,88g 右2,01g
◎名称:嘉永一朱銀
◎発行年:江戸時代(嘉永6年~慶応元年)1853年~1865年
◎サイズ:9.6mm×15.7mm位
◎重さ:1.83g
◎品位:銀96.8%
◎発行枚数:159,244,800枚
(嘉永一朱銀について)
嘉永一朱銀は江戸時代末期1853年~1865年に発行された小型の銀貨です。
銀は96%以上もあり当時の銀貨としては品位は高いです。
当時、外国船の侵入に備え今の品川に「お台場(砲台)」を築きました。
そのお台場の工事で働いていた人夫の日当として嘉永一朱銀が1枚が支払われておりました。
そのため嘉永一朱銀は「お台場銀」とも呼ばれておりました。
当時の一朱銀1枚の日当は現代の価値で換算すると「日給5千円」相当と言われておりました。
ちなみに江戸時代の貨幣制度は4進法です。
お馴染み小判1両が四分、一分は四朱となります。
従って1朱銀が16枚あれば1両小判と交換できる計算となります。
また1朱は1文の250倍の価値に相当します。
(2000)