国技館の上棟銭
◎名称:上棟銭・国技館
◎発行国:日本
◎発行年:大正8年?(詳細不明)
◎サイズ:直径24.3mm、厚さ1.4mm
◎重さ:5g
◎品位:真鍮
◎状態:並上/経年による古さや痛みが少しあります(写真参照)
【国技館の上棟銭について】
上棟銭は色々な種類がありますが、その中でも国技館の上棟銭は比較的目すらしく、あまり見かけず希少な部類です。
大正8年に上棟式が行われたという記録がありますので大正8年発行と思われますが、震災や戦災、火災などで何度も再建されているので詳細は不明です。
【上棟銭について】
上棟銭は、民間の住宅や神社、仏閣の上棟式を祝うためにまく記念銭のことです。
種類によっては官公庁や公的な建物などの上棟式でも発行され撒かれました。
上棟銭の起源は江戸時代の寛文(1661年〜1673年)にさかのぼり、諏訪神社の上棟銭がその発祥とされています。
小さな寺社から大きな寺社、国技館、造幣局など、様々なタイプの上棟銭が存在し、多くは上棟した場所の名前が表面に彫られています。
上棟銭は通常の貨幣とは異なり、玩具のような銭なので絵銭の一種という説もあります。
色々な寺社、建物の上棟銭が多種類ありコレクションとして集めると面白いです。
実際に上棟銭だけを集めている熱烈なコレクターも多いです。
上棟銭は当時、上棟式の為にだけ発行された銭なので数は限られており希少価値が高いです。
中にはかなりの高額で取引されている上棟銭絵も多種類あります。
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