古代 ローマ帝国 皇后 大ファウスティナ AD 138-140/1年 AR デナリウス 銀貨 シルバー NGC VF 美品

古代ローマ デナリウス銀貨 今日収集した古銭やアンティークコイン

古代 ローマ帝国 皇后 大ファウスティナ AD 138-140/1年 AR デナリウス 銀貨 シルバー NGC VF 美品

古代ローマ デナリウス銀貨

古代ローマ 大ファウスティナ銀貨

古代ローマ銀貨

表面:DIVA FAVSTINA(神聖なるファウスティナ)
ドレープを纏い、きめ細かくウェーブした髪がループ状にあしらわれ、トップに巻いてアップされたヘアスタイルで右を向くファウスティナ1世の胸像

裏面:CERES
ベールを垂らしドレープを纏い、伸ばした右手にトウモロコシの穂を持ち、左に火のついた松明を垂直に持って左を向いて座るセレス神像

古代ローマ帝国で発行された大ファウスティナ/1世/シニア(138-140/1年)のデナリウス銀貨です。
このコインはファウスティナが崩御した後に、夫であるアントニヌス・ピウス帝の治世下で発行されました。
夫婦の4人の子供のうち小ファウスティナ/2世/ジュニア(後のマルクス・アウレリウスの妻)だけが生きて両親の即位を目にできたそうです。

ファウスティナはその優しさと社交的な性格で皇后としてローマで愛され、その美しさと慈愛でとても知られていたようです。
彼女はローマの子女たちの教育を広く支援し、主に若い女子の育成に注力しました。

ファウスティナがAD 140年に原因不明で永別したとき、ローマは彼女を悼み、アントニヌス・ピウス帝は激しく打ちのめされました。
彼は彼女のためにできることを何でもやろうと努め、元老院に彼女を神として神格化するよう促し、彼女の肖像で多くのコインを打ちました。
愛妻家だった帝は再婚することはなかったと伝えられています。

ローマ帝国の輝ける黄金時代に生み出されたコインを手に、約1900年前の比翼連理のドラマに酔う、コイン収集ならではの至福の時間ですね。

★商品説明☆

【在位】AD 138-140/1年
【額面】デナリウス Denarius
【材質】AR 銀貨 Silver シルバー
【国名】ローマ帝国 Roman Empire
【鑑定機関】NGC ANCIENTS
【鑑定グレード】VF (美品)
【鑑定番号】2054524-355

(19800)

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